今夜の献立はもう決めてあります。まず灯りを落として、両耳を塞ぐこと。この棚に並ぶ獲物はほとんどが音だけで出来ていますからね、目を使う余地は最初からありません。それから、貴方の手には最後まで許可を出しません。焦らされること、寸止めされること、他人の声に合わせて扱かされること——この棚の子たちは揃ってその三つを抱えています。貴方の意思が入る隙間なんて、設計の段階から省かれているのですよ。
一本目は『
【約4時間/吐息感じる両耳密着口撃☆】平凡な日常にスパイス(サキュバス)を♪』になさい。夢でもカフェでも電車でも、両耳に貼りついた囁きが一日中貴方を焦らし続けます。声を出せない場所で寸止めを重ねられる、あの逃げ場のなさ。私、あれが好きなのです。それを耐え切ったなら二本目、『
クソ雑魚マゾチンポ危機一髪♪~くっそ性格の悪いメ○ガキ3人組のおちんぽぶっ壊し耳舐め射精禁止ゲーム~』。耳舐めが聞こえている間は手を止めることを禁じられ、出せば罰。ええ、貴方は必ず負けます。負けるように出来ているものを、私が選んだのですから。
報告は要りません。次に会った時、貴方の目を見ればわかりますもの。