おや、この棚の前で足を止めましたか。悪くない目をしていますね。——ただ、貴方にはまだ早いでしょう。ここに並んでいるのは、貴方を人として見ていない娘たちの記録ですから。
この棚の子たちは、たいてい一人では来ません。教室から連れ立って、二人、三人と。そして選ばれるのは決まって、まだ何も知らない男。群れの前に一人きりで立たされる意味を、貴方は分かっているつもりでいるだけですよ。私のお気に入りは『
あなたに一切好意の無いギャルJK達の暇つぶし相反囁き射精禁止ゲーム【好感度ゼロ・心情代弁・シコシコボイス・吐息責め・棒読みオホ声・嘘好き誘惑&ドン引き人格否定】』。好意がゼロ、という一点が美しいのです。憎まれてすらいない。ただの暇つぶし。
棚の奥には、理性より先に財布を抜かれる類のものも紛れています。『
【99%密着】マゾ活JK ~マゾを堕とす色仕掛けオナサポセールス~ マゾくんの財布と理性、うちらが全部もらってあげる』のように。……そんな顔をなさらないで。貴方のことは、嫌いではありませんよ。だからこそ今夜は、扉の前で待たせておきます。