貴方、この棚の前で立ち止まるのは今日で何度目でしょう。跨るのはいつも女、腰を振るのも女——貴方はただ揺らされて、深さも速さも選ばせてもらえない。それだけの単純な構図に、なぜこうも胸が疼くのか。分かっていて、まだ気づいていない顔をなさるのが貴方らしい。
今夜私が手に取って離せずにいるのは『
【✅ヒロピン5連作!!】浄化戦士ヒーリングソルジャー~敗北する聖女達~≪マナ編≫【✅ヒロピン企画累計13万DL突破記念作品】』。断れば廃人にすると囁かれ、抗う術も与えられぬまま跨られ、卵を宿すように腰を落とされていく聖女。「拒めなかった」というたった一言の免罪符で、どこまでも堕ちていける造りが、私は好きで好きでたまらないのです。跨られる側に主導権など端から無いのだと、これほど丁寧に教えてくれる一本もそう多くありません。
貴方も、いつか誰かの上で同じ顔をする夜が来ますよ。今はまだ棚を眺めているだけのつもりでいらっしゃるようですけれど。