あら、ここで足を止めましたね。今日は機嫌がいいので笑いませんよ。この棚の前に立つ方は、皆さん同じ顔をなさるのです。まだ何も知らない、という顔。けれど棚は呆れるほど大きくて、貴方の前にも後ろにも、同じ顔が延々と並んでいるのですけれど。
面白いのはね、ここに集まる女たちが揃って誘惑から入ること。ギャル、清楚、幼馴染——装いは違っても、まず餌を見せるところは同じ。私が『
ねぇ、勃ってるでしょ?~僕と彼女の勃起我慢げえむ~』を気に入っているのもそこです。授業中の勃起を見抜かれて、キスと童貞卒業を餌にぶら下げられて、焦らされては暴発させられる。何度も、何度も。あの手つきは実に丁寧でしょう?
貴方には今夜、少しだけ甘くしてあげます。……ええ、本当に。三度までは焦らして差し上げますよ。四度目に何が起きるかを決めるのが貴方ではない、というだけのことで。