あら、また貴方。棚の前で立ち止まる時間が、日に日に長くなっていますね。……いえ、咎めているのではありませんよ。私も暇なので、少しお付き合いなさい。
この学生の棚は、それはもう厚い。けれど貴方が惹かれているのは制服ではないでしょう。彼女たちが有り余る時間を持っていること——放課後という、誰にも急かされない空白。あそこに放り込まれた男が、どれほど丁寧に潰されるか、貴方はもう知っている。『
あなたに一切好意の無いギャルJK達の暇つぶし相反囁き射精禁止ゲーム【好感度ゼロ・心情代弁・シコシコボイス・吐息責め・棒読みオホ声・嘘好き誘惑&ドン引き人格否定】』。告白を断られた放課後に、好意の欠片もない二人の玩具にされる。「出せ」と「出すな」を両耳から同時に。ええ、私が気に入っているのはそこ。嫌われたまま搾られる惨めさより、彼女たちが本当に退屈しているというほうが、ずっと残酷でしょう?
弱みを握られる話や、童貞であることを見抜かれる話がこの棚に目立つのも、同じ理由ですよ。逃げ道を塞がれた者は、扱いが楽なのです。……ふふ、そんな顔をなさらないで。貴方が今夜どれを選ぶかは、私がもう決めてあります。安心して手を伸ばしなさい。