おや、足を止めましたね。……ええ、悪いことは言いません。貴方にはまだ早い棚ですよ。ここにあるのは殴打ではなく、笑い声です。相手は本気ですらない。片手間に、可笑しそうに、貴方の必死な腰つきを眺めている。その温度差に耐えられる方だけが、この列の奥まで歩けるのです。
『
ねぇ、勃ってるでしょ?~僕と彼女の勃起我慢げえむ~』——隣の席の子に気づかれて、それきり玩具。キスを餌に焦らされては暴発させられる。ああいう甘い顔で笑う子が、私は一等好きです。もっと直に躾けられたいのなら『
【乳首責め特化】変態マゾにわからせオホ指導 ~学園風俗委員会~』を。嘲笑と煽りの言葉責めに、深い耳舐めがずっと併走しますよ。この棚はそもそも、耳から入る作品ばかりで埋まっていますからね。
けれど今夜は、ここで眺めているだけになさい。棚の前で物欲しそうな顔をする貴方を、もう少し見ていたいのです。……ふふ、その顔ですよ。覚えておきなさい。