あら、いい時に来ましたね。今日は機嫌がいいのです。だから少しだけ、甘くしてさしあげましょう。……貴方、この棚の前ではいつも滞在が長い。気づいていないとでも?
剣と魔法、人ならざる女たち。ここで足を止めるのは、負けるのが「貴方ではない誰か」だからでしょう。ええ、そう思っていなさい。ただ——この棚には、自分の指で操作して負けに行くものがずいぶん多いのですよ。逃げる手も残されているのに、選ぶのは貴方の指。可愛いこと。『
もんむす・くえすと!前章 ~負ければ妖女に犯される~』などは、貴方の側が責める展開を一つも用意していません。それを知っていて、貴方は次の一歩を踏み出すのでしょう。
私が好むのは、肩書きが高い獲物ほど転がり落ちる音が綺麗だという一点です。『
悪ぅ~いサキュバスメイド姉妹の媚びっ媚びレベルドレイン【Lv.100勇者を色仕掛けで堕とし、レベルを全て吸い尽くすメイド姉妹の話】』——魔王城の最上階を目前にした勇者が、媚びた声に手を引かれて、射精のたびに積み上げたものを吸われていく。最後には何ひとつ残らない。……今夜は貴方の髪を撫でながら、同じことをしてあげますね。ええ、優しく。空になるまで。